料理系YouTuberのなべです。
YouTubeを始めて6ヶ月で登録者80人という底辺から、今は20万人。Instagramも19万人、SNS総フォロワーは60万人になりました。
このブログでは、そこにたどり着くまでにわかったことや、SNSの攻略法を失敗も含めて全部書いていきます。
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今日もコツコツ頑張っていますか?
「クラシルにもショート動画を投稿できるらしい。でも、YouTubeやInstagramで手一杯なのに、やる意味ある?」
料理の発信をしている人なら、一度は考えたことがあると思います。私は2022年6月からクラシルにショート動画を出していて、2026年7月時点でクラシルのフォロワーは10,700人です。
結論から言います。料理の発信者なら、クラシルのショート動画は「新しく撮らずに」出すなら、やる価値があります。理由は、クラシルを開く人は、全員が料理に興味がある人だからです。ただし、お金を稼ぐ場所としては期待しすぎないでください。私はそこも含めて、正直に書きます。
- クラシルのショート動画は、料理に興味がある人だけに届く。私は開設2日で1万再生した
- アプリのトップ画面の「イチ押し」に載ると強い。ただし、出す時期によって露出が変わる癖がある
- 2024年の時点では、クラシルは私にとって「収益化できない」場所だった。それでも続けている
- 新しく撮らない。YouTube用に撮った長尺を、1分前後に作り変えて出す
- 料理以外の人がいない場所だからこそ、YouTubeやInstagramでは会えない人に会える

クラシルのショート動画とは?投稿して分かった「ほかのショートとの違い」

クラシルは、レシピ動画のアプリです。クラシルの公式が作った動画だけでなく、私たちのような料理の発信者が作ったショート動画も載せられます(クラシル社の2021年の発表では、15〜60秒のレシピやコツの動画、として始まった機能です)。
私が始めたのは2022年の6月です。この頃の私は、YouTubeの登録者が5万人台。1本の撮影を、YouTubeだけで終わらせるのはもったいないと考え始めた時期でした。2022年6月3日のXには「料理動画はやっぱり1撮影1コンテンで終わるのはもったいない。」と書いています(2022年6月3日のX)。
このとき派生先として挙げたのが、YouTubeショート、TikTok、Instagramのフィードとリール、そしてクラシルのショートでした。そして3日後には、クラシル・TikTok・Instagramリールを同時に始めています。
結果は、クラシルがいちばん好調でした。
初心者YouTuber開設2日で1万再生って、たまたまじゃないんですか?



たまたまの部分もあったと思います。ただ、半年続けて分かったのは、クラシルは「見ている人の種類」がほかのショートとまったく違う、ということでした。
同じ年の12月、私はXにこう書いています。
TikTokやInstagramは、ダンスもペットもお笑いも流れてくる場所です。そこで料理の動画が1万回見られても、その中には「たまたま流れてきただけの人」がたくさんいます。でもクラシルは、料理を作りたい人がわざわざ入れているアプリです。再生の数が同じでも、届いている人の「濃さ」が違います。
もうひとつ、クラシルには独特の癖がありました。アプリのトップ画面の、いちばん目立つ枠です。
この枠のことは、同じ日のXにも書いています(2022年12月24日のX)。
ところが、ここに載るかどうかは、出す時期にも左右されました。2023年の元日には、こんな失敗をしています。
「人力でレコメンドしている」というのは、あくまで私の予想です。クラシルの中の仕組みは、公式に書かれていないので言い切りません。ただ、いつ出しても同じように見られる場所ではない、というのは、実際に出して分かったことです。年末年始のように、トップの枠がしばらく入れ替わらない時期は、出しても伸びにくい。それを知っているだけで、がっかりせずに済みます。
クラシルにショート動画を投稿する価値はある?フォロワー1,100人から1万人まで続けた理由


ここからは、いちばん気になるところです。クラシルにショート動画を出して、得はあるのか。
まず、正直なところから書きます。2024年に、私は「料理系YouTuberのマネタイズ戦略」という記事で、ショート動画を出している場所を2つに分けました。収益化できる場所と、できない場所です。そのとき、クラシルは「いまはまだ収益化できないプラットフォーム」の側でした。
- 収益化できる:Instagram、TikTok、Lemon8、X、LINE VOOM、YouTubeショート
- いまはまだ収益化できない:Threads、クラシル
その記事には、こう書いています。「いつかは収益化できるかもしれないので私は投稿を続けてます!」(料理系YouTuberのマネタイズ戦略)



今の収益の仕組みは変わっているかもしれません。クラシルで稼げるかどうかは、必ずクラシルの公式の案内で確かめてください。私が書けるのは、2024年の私の場合です。
ちなみに、クラシルとはお金の面でちょっと不思議な縁もあります。LINE VOOMで再生に応じた報酬をもらう「代理店」の仕組みを、私が最初に使ったのはクラシルさんの窓口でした。そのサービスが終わることになり、別の会社に引き継いでもらった、という経緯です。クラシルのショート動画で稼いだ、という話ではありません。



お金にならないなら、なんで続けるんですか?忙しいのに…。



その気持ち、すごく分かります。私も「もうプラットフォームを増やしたくない」と本気で思っている人間なので(笑)
実際、料理系SNS攻略メルマガの12通目は、「料理系のプラットフォームは、もう増やしたくなかった。」という一文から始めました。撮影して、編集して、投稿して、コメントを返す。それだけで毎日ギリギリです。2023年3月のXにも、YouTube4チャンネル、クラシル、TRILL、Lemon8……と並べて「データ確認+コメント返信だけで時間が溶けていく」と書いています(2023年3月3日のX)。
それでもクラシルをやめなかった理由は、2つあります。
1つ目は、クラシルにしかいない人がいるからです。YouTube素材の使い回しを書いた記事で、私はこう書きました。
「それぞれのアプリにしかいない人がいるんです。YouTubeだけやってると絶対に出会えない方がいるので私はリーチは少なくても複数のプラットフォームを必ずやり続けます。」
YouTubeを見ない人でも、晩ごはんを決めるためにクラシルは開きます。その人に「この人のレシピ、おいしそう」と思ってもらえる場所は、ほかにありません。
2つ目は、数字が積み上がったことです。2022年の大晦日、私は翌年の目標を立てるために、全部の媒体の数字をXに残しました。そのときのクラシルのフォロワーは1,100人です(2022年12月31日のX)。それが2026年7月には10,700人になりました。
この伸びが、クラシルの中で何がどう効いた結果なのかは、言い切りません。分析できるほどの材料を、私は持っていないからです。ただ、新しく撮っていないのに1万人が積み上がった。これが私にとっての「やる価値」でした。
クラシルのショート動画はどう作る?私は新しく撮らずに、YouTubeの素材から作る


「やる価値があるのは分かった。でも、クラシル用に撮影する時間なんてない」。そう思いますよね。
私もクラシル用に撮影したことはありません。YouTube用に撮った長尺の素材を、短く作り変えて出しています。始めたときから、ずっとこのやり方です。
「5分ほどの動画を1分にまとめるだけ」。ここが大事です。ゼロから撮るなら、企画を考えて、買い物をして、撮影して、編集して…と全部やり直しです。でも長尺がもうあるなら、その作業は過去の自分が全部やってくれています。
撮影はYouTubeのときの1回だけ。ここで料理をきちんと撮っておけば、あとは全部この素材から作れます。
おいしそうなところ、手順が分かるところだけを残して短くします。調味料のテロップも、見せ場も、長尺のときにもう決まっています。
私はクラシルだけでなく、Instagram、TikTok、YouTubeショートなどにも出しています。作るのは1本、出す場所が増えるだけです。
2022年6月22日のXには、こんな日の記録が残っています。「メインチャンネル×1本 サブチャンネル×1本 フル外注チャンネル×1本 Instagramリール×1本 TikTok×1本 クラシルshort×2本」(2022年6月22日のX)。1日でこれだけ出せたのは、ショートを新しく撮っていなかったからです。
翌年の夏には、もう迷いがなくなっていました。2023年7月のXでは、YouTubeの素材を横の長尺・縦のショート(Instagram・クラシル・TikTokなど)・記事に派生させると並べて、「横でしっかり撮影すると本当にコスパ最強。」と書いています(2023年7月29日のX)。



音楽はどうしてますか?ショートの音源って、著作権が怖くて…。



クラシルは、アプリの中に音源が用意されている場所のひとつです。私はそこから選んでいます。
ショート動画の音源管理の記事で書いたとおり、アプリの中の音源から選べば、基本的に著作権の心配はありません。逆に、自分で用意した曲を付けて出すなら、その曲をほかの場所で使ってよいかを必ず確かめてください。ここは料理の発信者が一番うっかりしやすいところです。
動画の長さや音源の決まりは、アプリの更新で変わります。クラシルの始まりの発表では15〜60秒でしたが、2024年12月に私がまとめた表では、クラシルの最大の長さは90秒(投稿のボーナスは無し)でした。出す前に、今のアプリの表示で確かめてください。
クラシルのためだけに撮らない。長尺を1本作って、短くして、出せる場所に全部出す。これが、時間のない料理の発信者がクラシルを続けられる、唯一のやり方だと私は思っています。
長尺1本からショートをどう切り出すか、どの場所にどう出すかは、YouTubeの素材だけでInstagramを17万フォロワーまで伸ばしたやり方と一緒にInstagramの教科書(有料記事)にまとめました。クラシルも、その「出す場所」のひとつです。
「長尺からショートをどう作り変えて、どこに出せば伸びるの?」という人へ。YouTubeの素材だけでInstagram17万フォロワーまで伸ばした方法を、全部書いています。


まとめ


今日の話をまとめます。
- クラシルのショート動画は、料理に興味がある人だけに届く。私は開設2日で1万再生した
- アプリのトップ画面の「イチ押し」に載ると強い。ただし、年末年始のように枠が動かない時期は伸びにくい
- 2024年の時点で、クラシルは私にとって収益化できない場所だった。今の仕組みは公式で確かめる
- それでも、クラシルにしかいない人がいる。新しく撮らずに出し続けて、フォロワーは1,100人から10,700人になった
- クラシル用に撮らない。YouTubeの長尺を1分前後に作り変えて、出せる場所に全部出す
1回の撮影を、1つの場所で終わらせないでください。
クラシルは、お金より「料理が好きな人に出会う場所」です。もうYouTubeに長尺があるなら、まずはその1本を1分にして、クラシルにも置いてみてください。新しく撮る必要はありません。過去のあなたが、もう準備してくれています。
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さあ、今日もみんなで挑戦していきましょう。
なべ。
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