【SNS攻略】著作権は「見つからなければ大丈夫」ではありません|料理系発信者が今日見直したい音源・画像・素材

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著作権は「見つからなければ大丈夫」ではありません

料理系YouTuberのなべです。

YouTubeを始めて6ヶ月で登録者80人という底辺から、今は20万人。Instagramも19万人、SNS総フォロワーは60万人になりました。

このブログでは、そこにたどり着くまでにわかったことや、SNSの攻略法を失敗も含めて全部書いていきます。

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今日もコツコツ頑張っていますか?

今日は、ちょっと真面目な話をします。

先日、著作権の侵害をめぐって、発信者の動画に削除申請が出されたというニュースを見ました。

▼該当のニュースはこちら
https://yutura.net/news/archives/167864

結論から言います。著作権は「見つからなければ大丈夫」ではありません。

料理動画のBGM、サムネイルに使った画像、動画に映り込んだキャラクター。発信をしていると、他人が作った物に触れる場面は毎日のようにあります。今回は、料理系YouTuberとして音源の扱いで何度も悩んできた私が、なぜ「バレなければいい」が危ないのか、そして今日なにを見直せばいいのかを書きます。

今回の記事の要点
  • 著作物の裏には、作った人の時間とお金が動いている。勝手に使うのは、その人の仕事を横から持っていくのと同じ
  • 削除申請で済んだのは「運が良かった」だけ。イメージを傷つければ、損害賠償を請求されるリスクもある
  • 「みんなやってるから」「バレてないから」は通用しない。積み上げたアカウントも信用も一発で吹き飛ぶ
  • 今日やることは1つ。使っている音源・画像・素材を、一度ぜんぶ見直す
今回の記事の要点
目次

著作物の裏には「人」と「お金」が動いている

著作物の裏には「人」と「お金」が動いている

ひとつの著作物を作るために、どれだけの人間が動いているか。どれだけのお金が動いているか。ここを想像できるかどうかで、著作権への向き合い方はまるで変わります。

私たちが何気なく使っている音楽、映像、画像、キャラクター。その一つひとつの裏に、作った人たちの時間と、かけられたお金があります。1曲のBGMにも、作曲した人、演奏した人、録音した人がいます。1枚のイラストにも、何時間も描いた人がいます。

それを勝手に使うということは、その人たちの仕事を横から持っていくのと同じなんです。

初心者YouTuber

でも、自分みたいな小さいアカウントが使ったところで、相手に損なんて出ないですよね?

なべ

そこなんですよ。相手の損が大きいか小さいかの話じゃないんです。「人の仕事を勝手に持っていっていいか」の話なんですよね。

これ、料理に置き換えると分かりやすいです。あなたが何十回も試作して、やっと完成させたレシピがあるとします。撮影して、編集して、時間もお金もかけて出した動画です。それを誰かがまるごと切り抜いて、自分の動画として出していたら、どう思いますか?

「再生数が少ないアカウントだから、まあいいか」とは、絶対に思わないですよね。私なら、正直かなり腹が立ちます(笑)。自分が作る側に立った瞬間、他人の著作物の重さは急に分かるんです。

私自身、音源ではずっと悩んできました。YouTubeのオーディオライブラリの曲は、私は「YouTubeの中だけで使うもの」と決めています。YouTubeの外で使ってよいかどうかが、私の読んだヘルプには書かれていなかったからです。だから、2024年11月22日までに公開した私の動画(2026年9月時点で430本)は、ほかのSNSには音つきで持ち出していません。

私が音源で守っていること
  • YouTubeのオーディオライブラリの曲は、YouTubeの中だけで使う
  • 「収益が1円でも出るなら商用」と考えて曲を選ぶ
  • 判断に迷う曲は、使わない

面倒です。本当に面倒です。でも、作った人がいる物を使わせてもらっている以上、この手間は発信者の仕事の一部だと思っています。音源の選び方そのものは、料理動画のBGMはどう選ぶ?の記事に全部書きました。

削除申請で済んだのは「運が良かった」だけ

削除申請で済んだのは「運が良かった」だけ

今回のニュースで私がいちばん怖いと思ったのは、削除申請の先にある話です。

しかも怖いのは、その著作物のイメージを傷つけてしまった場合。後々、莫大な損害賠償を請求されるリスクもあります。

キャラクターや作品には、作った側が大切に育ててきたイメージがあります。そこに、作った側が望まない使われ方をされたらどうなるか。単に「無断で使われた」だけの話では済まなくなる可能性があるんです。

だから今回のケースは、削除申請だけで済んで本当に良かったと思います・・・

なべ

ぶっちゃけ、これで済まないケースも普通にあります。「消せば終わり」と思っている人ほど、一度立ち止まってほしいです。

削除申請で済むか、それ以上になるか。それを決めるのは、使った側ではありません。権利を持っている側です。つまり、侵害をしている時点で、自分の発信の運命を他人に握られている状態なんです。

これって、発信者としてめちゃくちゃ怖いことですよね。私たちは毎日コツコツ動画を作って、1本ずつ積み上げています。その積み上げの行方を、自分ではどうにもできない場所に預けてしまう。どれだけ再生数が伸びていても、その土台はいつ崩れてもおかしくありません。

削除申請で済むか、それ以上になるかを決めるのは権利を持っている側です。「今まで何も言われていない」は、安全の証拠にはなりません。

ここで、もう一つ考えてほしいことがあります。料理系の発信者は、伸びてくると企業や自治体からお仕事をいただくようになります。お仕事の動画は、収益化していなくても商用です。そのとき、過去の動画で他人の音源や画像を勝手に使っていたらどうでしょう。

信用はお金をもらう仕事の土台です。私は2022年7月、企業から自社のネットショップに載せるレシピ動画を頼まれたとき、BGMをそのまま使っていいのか分からず、Xで聞いたことがあります。自分で調べても、はっきりした答えが見つからなかったからです。それくらい、お仕事になると「使っていいかどうか」は重くなります。

「みんなやってるから」は通用しない。明日は我が身です

「みんなやってるから」は通用しない。明日は我が身です

今、何かしら著作権を侵害している人。

「みんなやってるから」
「バレてないから」

それ、明日は我が身ですよ。

初心者YouTuber

でも、周りの人もみんな人気の曲を使ってるし、何も言われてないですよ?

なべ

今まで言われていないのは、「まだ見つかっていない」だけかもしれません。見つかるかどうかを、自分で決めることはできないんです。

コツコツ積み上げてきたアカウントも、信用も、一発で吹き飛ぶ可能性があります。何年もかけて育てたチャンネルが、たった1本の動画のせいで危うくなる。これほどもったいないことはありません。

私も、音源をきちんとするために、かなり遠回りをしてきました。BGM販売サイトで商用利用可の曲を買っていましたが、使っていたenvato marketが1曲ずつ買えなくなり、月額のサブスクリプション制になりました。解約したら、それ以降は新しく使えなくなります。そこで最後は、AIで自分の曲を作る方法に切り替えました。

YouTubeのオーディオライブラリの曲(YouTubeの中だけ)
ほかのSNSにも出したい
BGM販売サイトで商用利用可の曲を買う
サブスク制になり、ずっと払い続けるのは厳しい
2024年11月23日公開の動画から、全部自分で作った曲に

自分の曲になってからは、YouTubeの動画をInstagram・X・Threads・LINEに出すとき、音を差し替える手間がなくなりました。ルールを守る手間は、仕組みにしてしまえば、ちゃんと楽になります。

では、今日なにをすればいいか。使っている音源、画像、素材。一度、全部見直してみてください。

今日見直すチェックリスト
  • 動画のBGMは、出している媒体で使ってよい曲か(YouTubeの曲をほかのSNSで流していないか)
  • サムネイルやブログの画像は、自分で撮った物・使ってよいと書かれた物か
  • 動画やサムネイルに、他人のキャラクターや作品が映り込んでいないか
  • 使っている素材サイトの利用規約で「商用利用可」を確かめたか
  • 「フォロワーが少ないから関係ない」
  • 「みんなやってるから大丈夫」
  • 「知りませんでした」

どれも、権利を持っている側には通用しません。

SNSごとの音源の事情は、ショート動画の音源管理と注意すべき著作権の重要性の記事に媒体ごとにまとめています。YouTubeの長尺をTikTokに出すときの音の落とし穴は、YouTube動画をそのままTikTokへ出した収益公開の記事に書きました。

1本の動画をInstagram・LINE VOOM・Threads・Xに使い回すとき、BGMの著作権をどうそろえるか。音源が用意されている媒体・いない媒体の違いと、私がAIで曲を作るようになった経緯まで、Instagram教科書の「BGMの著作権対応」の章にまとめています。

まとめ

まとめ

著作権は「見つからなければ大丈夫」ではありません。

  • 著作物の裏には、作った人の時間とお金が動いている
  • 削除申請で済んだのは運が良かっただけ。それ以上になるかを決めるのは権利を持っている側
  • 「みんなやってるから」「バレてないから」は、明日は我が身
  • 今日、使っている音源・画像・素材を一度ぜんぶ見直す

コツコツ積み上げたアカウントを守れるのは、自分だけです。面倒でも、今日1本だけでいいので、自分の動画のBGMと画像を見直してみてください。

あわせて読みたい

音源と著作権について、もう一歩くわしく書いた記事です。

さあ、今日もみんなで挑戦していきましょう。

なべ。

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