こんにちは、フリーランスとして
料理系YouTuberなどのWEB系事業で生活しているのなべ(@nabeno_kitchen)です。
YouTube初めて6ヶ月で80人というド底辺から
現在登録者13万人を達成することができました!!
(Instagram17万フォロワー達成)
SNSの攻略法や、脱サラするために必要な思考などをこのブログでシェアしてます!
今回はリクエストをたくさんいただいていた料理動画の撮影方法を教えます。
私自身なにも分からずiPhoneでYouTube撮影をで初め、登録者は6ヶ月で80人・・・(絶望)
そこから色々勉強や試行錯誤を初めて登録者1,000人まで1年、そこから約4年で13万人まで伸ばすことができました。その中でも超重要になってくるのが「撮影テクニック」です。
どれだけ優秀な編集者さんがいたとしても「素材」が悪ければ伸ばすことは絶対にできません。また、どれだけ優秀なシェフが作ったとしても「撮影技術」が低ければ動画が伸びることはありません。
料理動画はとにかく魅せ方が重要です・・・
また、素材さえしっかり撮影しておけばYouTube以外に転用することも可能です。
私自身YouTubeを初めて4年になりますが、その時の素材をすべて持っていたため2023年からその素材をもとにショート動画を作り始めて約1年で17万フォロワーを獲得することができました。(すべてYouTube横素材)
Instagramアカウントはこちら
それ以外にも素材を使ってレシピ記事を書いて収益化
このように一度しっかりと撮影しておけば後ほどいくらでも編集を加えてコンテンツを生みだすことができます。けど、撮影を適当にやっていた過去素材は使うことができません。
今回は私が0から撮影を学び現在行っている撮影方法をシェアします。
- SNSで料理動画発信をやってみたい
- 料理動画撮影始めたいけど何を揃えたらいいか分からない
- いまYouTubeやってるけどさらに良い映像が撮りたい
こんな方はぜひ最後まで読んでみてください!
料理動画に必要な道具
カメラ
まず1番重要になってくるのはカメラです。私自身、会社員時代にYouTubeをはじめ当時持っていたiPhone7で撮影してました。
黒歴史のiPhone撮影時代
今じゃ見るのが恥ずかしいレベル・・・
現在の動画はこんな感じ
iPhoneで半年ぐらい撮影してましたが全く伸びませんでした・・・
そこで色々調べてカメラとマイクが必要ということで機材を購入しました。
カメラ買ったときに作った動画
撮影機材についてはこちらに詳しくまとめてます
まじでこんなに変わるのかと衝撃を受けました・・・。ぶっちゃげカメラとマイクさえそれなりにいいものを使うだけでもグッとレベルは上がります。
しかし、最近のiPhoneってマジで進化していて、私が撮影したiPhone7から最近14に変えたときに撮影してみたんですがビックリするぐらい綺麗でした!
iPhone14で撮影しました
ぶっちゃげこれでもありだな。と思いました。
細かな設定はできませんが、とりあえずSNS発信初めてみたい!ってひとは最新に近いiPhoneならまずそれでいいのではないかな?と思います。
けど、iPhone撮影するにしても「外部マイク」は必須だと思います。(次説明します)
外部マイク
料理動画で料理を美味しそうと思わせるには【映像と音】しかありません。映像にこだわるのと同じぐらい「音」は人の食欲を刺激させます。
そこで外部マイクは非常に重要な機材になります。
超オススメのマイク
値段も手頃ですし私はこれをずーっと愛用してますし、たくさんのクリエイターさんに紹介してみんな使ってます。これをつけるだけで料理の音がグッとよくなるのでぜひ使ってみてください。
変換ケーブルをつければこれをiPhoneに取り付けることが可能ですので、iPhone撮影の場合でも外部マイクをつけて撮影することをオススメします。
この動画が参考になると思います
三脚
三脚も非常に大事です。料理動画のNG例は「ブレ」がトップに入ってきます。ブレた映像はひとはストレスを感じて離脱の原因になるので手持ち撮影は基本NGだと思います。
私はこんな感じの小型三脚をメイン使って撮影してます。
これ使ってます
高い位置や俯瞰撮影(真上から)撮りたいときはこの三脚を使ってます。
三脚は安いものから高いものまで本当色々あります。けど、とりあえずはカメラがしっかり固定できればオッケーなのでコスパよく始めたいひとはこういうのでも良いと思います。
あまりにも軽いものを選ぶと、少しカメラバランスが悪いと料理にダイブしたりすることもあるので注意してください(料理にカメラダイブ・・・これは料理撮影されてる方なら一度は経験するとは思いますが・・・笑)
照明
料理を綺麗に撮影するためには「明るさ」も非常に重要になってきます。理想は自然光(太陽の光)で撮影することが理想とされていますがベストな太陽光で撮影するの本当に難しいです・・・
- 朝と昼では太陽の位置が違う
- 天気次第で撮影ができない
- 撮影途中で曇ったら映像の色が変わる
などなど、撮影日の時間や環境によって自然光は大きく影響を受けますので副業時代で撮影する曜日が決まっていた私にとっては無理でした。
「明日撮影しよう!」って食材買ってて天気悪かったら最悪ですからね・・・苦笑
なので私は毎回同じ光を作れるように部屋の光と照明で撮影しています。
Q.暗い部屋で撮影すると・・・?
暗い部屋でも撮影することは可能です。カメラやiPhoneには「明るさを調節」する機能がついていて、暗い場所でも擬似的(ぎじてき)に光をいれて明るくしてくれます。
しかし、これは擬似的に作り上げた映像なのでよーくみたらノイズ(映像の乱れ)みたいなのがのってきておいしそうな滑らかな映像になりにくいです。
また、ノイズが入った映像は拡大したらもっとひどくなるので、YouTube素材をショート動画にする場合などは拡大が必要でノイズが目立つので使えません。
なので、機械の力を頼らないように光を作ることがおいしい料理撮影には重要です。
私は部屋照明+↑こんなライトを使ってます。
けど、最初はここまで高いライトは必要ないと思います。
こんな感じの「ボックスライト」をAmazonとかで調べて買ってみてください。
私は最初のころはホームセンターに売ってるこんなクリップライトを2灯使ってました。今現在でもこの2個のライトを補助ライトとして毎回使ってます。
動画の雰囲気にもよりますが、基本的に明るさは非常に重要になってくるのでライトは早めに導入することをオススメします。
撮影準備
何を作るかはSNSを伸ばすうえでは非常に重要なところです。
季節や話題性のある料理を選ぶことも大事ですが、なにより1番大事なのは「自分の発信軸」です。
話題だからと男飯料理なのにスイーツを選択したりすると、登録してくれるフォロワーさんの属性がバラバラになり、何を投稿しても微妙な反応になります。
ここに関してはこの記事を読んでください
これは人にもよりますが、私は必ず頭にあるレシピを試作をして目分量から軽量できる数字に変えます。目分量は人によって大きな差になり作ってくれた方が失敗するリスクも増えるのでオススメしません。
料理動画は再生されて終わりではなく、再生されて「おいしかった!」がゴールです。実際作ってみたいと思わせることも重要ですが、その後に「失敗せずに作れる」これがとくに重要です。失敗したひとのチャンネルは今後またそこからレシピを選ぼうとは思いません。
逆に、「おいしかった!」と思われたら「またあのチャンネルから作ってみよう!」となるのでリピートにも繋がりトータルの再生数が増えます。
これが息長く発信を続けていける最大のコツです。
バズることよりも長く生き続けることが大事です。
こちらに詳しくまとめてます
買い忘れが無いように作るレシピの材料や調味料を書き出します。また、このときにどんな盛り付けにするかをざっくりでもイメージしておくと調理後にスムーズに盛り付けでき、熱々の状態で撮影できるようになります。
私は盛り付けに悩んだときはGoogle検索やPinterestに「料理名」をいれて画像検索を行いざっくりのイメージを考えます。
料理の盛り付けだけでなくお皿や周りのカトラリー(小物)とかも勉強になることが多いので、定期的に画像検索してます
買い物が完了したら初心者のかたは撮影前に食材や調味料を計っておくと、調理中に「◯◯がない!?」「あああ!◯◯入れ忘れた!!」などのトラブルが防げます。
入れるはずの食材が撮影後に出てくる・・・
これは料理撮影者あるあるだと思います・・・。
料理動画って
基本的にキレイじゃないといけません。
動画はじまった瞬間に
・汚いキッチン
・ヨゴレたまな板
・ちらかったテーブル
・不潔なみだしなみ
これだけで秒で離脱されます。
(こういうブランディングなら逆に○ですが)
なので撮影をするまえには必ず
・作業台を整理する
・シンクや作業台を綺麗にする
・お皿によごれがついてないか
・爪や肌がよごれてないか
・身につけてる衣服が綺麗か
ここらへんは必ずやるようにしてます。
「は〜?そこまできにするひといる?」って思うかもしれませんが、100人に1人でも不快に感じて離脱されたら
・10,000再生で100人
・1,000,000再生で10,000人
これだけの新しい視聴者をレシピを見てもらえずに失ってることになります。
非常にもったいないです。清潔感は非常に重要です。
なるべく撮影以外の音を消しましょう・・・。
これはNG例です・・・笑
田舎なので近所の草刈り音はあるあるです(笑)終わるまで撮影止めます!!
- エアコンを消す
- テレビやラジオを消す(テレビ音は著作権に引っかかる可能性あり)
- 窓を閉める
- 理想は換気扇もつけない
こんな感じにすることで料理本来の音をクリーンに拾えてよりおいしそうな映像にできあがります。エアコンや換気扇は状況によってですが・・・
私の場合はエアコンは最小、換気扇も最小にして撮影します。料理動画のコンセプトにもよりますがなるべく静かな環境で撮影することがオススメです。
撮影テクニック
構図のバリエーションを増やす
まず1番大事なことをお伝えします。
それはどんなにいい映像でも同じ映像を見続けたらひとは飽きる。
これです。私の中では5秒〜10秒に一度は構図が変わるよう意識してます。(編集後)
そこで撮影するときも複数の構図で撮影することによって
編集後に飽きられず長く視聴してもらえる映像が作れます。
ちなみに撮影するときは鬼のように大変です・・・笑
けど、撮影1回頑張ってしまえば永遠にその素材が戦い続けてくれるので頑張りましょう。逆にその撮影1回をサボってしますと永遠に力のない映像になってしまいます・・・。
やる気がないんなら撮影しないってのも大事!
だからこそ1回の撮影に命をかけて疲れても頑張ってアングルを変えましょう!今回は私が使っている手法を教えるので参考になるところを真似てください。
こんな感じで撮影してます
1つの工程でも必ず複数バリエーションの映像を撮影するようにしています。だからこそ機動力が高い卓上三脚をメインに使ってます!
この三脚まじで便利でオススメしたいんだけど廃盤になってしまってるんですよね・・・泣
似たような形もあるのでこういった三脚もオススメ!!
たまにメルカリとかに出現するらしい・・・
脱/日の丸構図
料理初心者の方がやりがちなのが「日の丸構図」です。
つい撮影しようと思ったら被写体(料理)を中心にドーンと撮影してしまいます。
こんな感じ。
これって撮り方にもよりますが、こればかりを続けると素人っぽく映っちゃいます。
そこで大事なのが
被写体を中心にもってくるのではなく少しずらす
あえて左右に余白を作ってあげることで素人感を消すことができます。もちろん日の丸構図も立派な構図なのでオッケーなのでどちらも混ぜることが大事になってきます。
被写体ぼかし
料理だけを映すのではなく手前であえて物などを使ってぼかします。これを加えるだけでも目に変化を加えられて離脱率が減ります。
一眼レフカメラなどでぼかすには絞り(F値)が重要になってきます。
F値が低いほどボケやすく、高くなるほどボケにくくなります。【2 ボケる→10 ボケない】
これはF2まで下げることができるってこと
これはF1.4まで下げることができるってことです。お使いのレンズによって変わるのでご自身のレンズを確認して動画モードのときにF値を調節してぼかしたいときは下げてください。
ぼかしすぎても料理がくっきり映らなくなるので(最初のころやってましたが・・・)今はF3.5〜F4ぐらいで撮影してます!
iPhoneの場合は??
iPhoneの場合は通常のビデオモードではなくシネマティックモードで撮影するとぼかすことができます。
ピントを自分で選ぶと狙ってぼかせます
iPhone撮影のときピントを当てたいものをタッチするとピントがあいます。しかし、このピントは手前に物がくるとそれにピントが持っていかれます。
そこで大事なのがAFロック(ピント固定)です。画面タッチを長押しすることでピントがロックされどんな被写体が映り込んでもブレなくなります。
iPhone撮影されているかたはぜひ使ってみてください!!
ピントを操ってこんな撮影ができます
あえて手前にピントを当てて被写体をぼかすのも使えます。
手前をぼかす、手前にピントを当てる
同じ構図でもこの2パターンを使うだけでもバリエーションを増やすことができます。
私は映像にちょっとアクセント加えたいなって思ったらあえて手前になにか持ってきて(観葉植物が使いやすいからよく使う)映像に変化を加えてます。
同じニラのカットでもこれだけバリエーションを作れます!
俯瞰撮影(ふかんさつえい)
カメラを真上から撮影します。
三脚によってこれが使えます。私は俯瞰撮影もやりたかったので対応している三脚を使ってます。
手元がはっきりと映るため非常に魅力的な構図です。
ただ、セッティングするまでに時間がかかるの面倒ですが・・・
撮影バリエーションを増やしたい・・・
「どうしてもワンパターンになりがち・・・」ってかたは上手な方から勉強しましょう。次にご紹介するかたたちはとても魅せ方が上手なチャネルばかりなのでぜひご覧になってみてください。
その中で自分に活かせそうな構図をみつけたらスクリーンショットを撮っておきましょう。そして、撮影練習のときに振り返って自分のキッチンで試してみましょう。
私は他の方のチャンネルを見るときは内容というより構図を見るのが好きです・・・!
撮影が上手なチャンネルご紹介
■Peaceful Cuisine さん
https://www.youtube.com/channel/UCQBG3PzyQKY8ieMG2gDAyOQ
■Choki さん
https://www.youtube.com/channel/UCoOJhQHVjtRM1ObXX7xiXHA
■Hayao さん
https://www.youtube.com/channel/UCXe8vb40wx2W3rPEMbp78mA
■JunsKitchen さん
https://www.youtube.com/user/JunsKitchen
■OKUDAIRA BASE さん
https://www.youtube.com/channel/UCMWuA3HeWpYUcEpxyjGN3-Q
■slice a lemon さん
https://www.youtube.com/channel/UCPgQv3FBszm1AwiwQtlGZPw
■やまサンタ YAMASANTAch さん
https://www.youtube.com/channel/UC8M9CxKoX692NUF2ksomofQ
ぜひ参考にして少しづつ自分の撮影バリエーションを増やしていきましょう。そして「めんどくさい」という自分に打ち勝って撮影がんばってくださいw
今紹介したチャンネルは基本的に一人で撮影しているチャンネルだと思います。一人でこれをどんな感じで撮影しているか想像して映像を見るのも面白いですよ!!
記憶はすぐになくなるので良いと思ったら必ずメモ(スクショ等)に残しておきましょう!
後はとにかく何度もカメラを構えてみる
後は根性論です・・・。
どれだけ撮影したかも腕に必ずつながってきます。
料理を作るだけでも大変なのに、料理をしながら構図を変えて撮影するのは慣れないうちは本当に大変です。
炒め物や揚げ物などは構図を変えるのが基本的に難しいので、まずは
- カットしてるシーン
- 煮てるシーン
ここらへんがカンタンだと思うのでやってみてください。
まとめ:いい素材があれば後からなんとでもなる!
いかがだったでしょうか?
これから料理撮影を始めてみたい!って方に何か一つでも参考になれば幸いです。
今回は撮影編でしたが、今後動画編集のコツをまとめた記事も書こうと思ってますのでぜひお待ち下さい!!X(旧Twitter)に通知するのでフォローしておくと最新情報チェックできます!
また、有料にはなりますが、私のYouTubeを伸ばしたすべての方法をまとめた教材もあるので本気でSNS攻略したい!!!って方はこちらの記事もどうぞ!!
画像や動画を使って5万文字という超大ボリュームで解説してます。購入してくれたたくさんの方の感想が無料で読めるのでぜひ冒頭部分だけでもチェックしてみてください!!
皆様の料理動画発信が少しでもうまくいくことを祈ってます!
この記事をリポストで感想書いてくれると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございます☆
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