料理系YouTuberのなべです。
YouTubeを始めて6ヶ月で登録者80人という底辺から、今は20万人。Instagramも19万人、SNS総フォロワーは61万人になりました。
このブログでは、そこにたどり着くまでにわかったことや、SNSの攻略法を失敗も含めて全部書いていきます。
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今日もコツコツ頑張っていますか?
「テロップってどう入れればいいの?文字の大きさは?どれくらいの量を入れる?」
結論から言います。テロップの入れ方で一番大事なのは、編集ソフトの操作ではなく「何を、どれだけ、どんな言葉で入れるか」です。操作はソフトの説明書を見れば1日で覚えられます。でも、読みにくいテロップは、どんなにきれいに作っても見ている人を疲れさせて、動画から離れさせてしまいます。
私は料理系YouTubeで、長いあいだ顔も声も出さず、テロップだけで料理の手順と気持ちを伝えてきました。漢字だらけのテロップで伸びなかった時期も、視聴者さんに「テロップが見にくい」と言われて悩んだ時期もあります。今回は、その中で私が決めた「テロップの決まり」を全部書きます。
- テロップは「おまけ」。YouTubeは映像の世界なので、主役は映像。文字は添えるくらいの軽さでいい
- 漢字・専門用語・文字数をとにかく減らす。伸びなかったころの私のテロップは、漢字と専門用語ばかりだった
- 大きすぎる文字、たくさんの色、いくつものフォントは素人っぽく見える原因。フォントは基本1種類、数字は半角にそろえる
- 「テロップが見にくい」と言うのは、料理を作りながら見る人が多い。誰に向けて作っている動画かで答えは変わる
- 自分の決まりを言葉にしておけば、人やAIにテロップを任せても自分らしさは残る

テロップの入れ方、最初に決めることは?「映像が主役、テロップはおまけ」

テロップの入れ方を調べると、出てくるのは編集ソフトの操作説明がほとんどです。どのボタンを押せば文字が出るか、どうすれば縁取りが付くか。もちろん、それも必要です。でも私は、操作を覚える前に、1つだけ決めてほしいことがあります。
それが「テロップは、あくまでおまけ」という考え方です。2021年9月のXに、私はこう書いています。
YouTubeは映像を見に来る場所です。それなのに、画面の下に長い文章がずっと出ていると、見ている人の目は「映像→文字→映像」と行ったり来たりして、だんだん疲れてしまいます。テロップを読ませようとするほど、映像のおいしさが伝わらなくなるんです。
初心者YouTuberでも、テロップが少ないと、手順が伝わらなくないですか?



そこなんですよね。だから「減らす」のは情報ではなく、漢字と言葉の数なんです。同じことを、もっと短く、もっとやさしい言葉で書く。これが私のやり方です。
私も最初からできていたわけではありません。むしろ逆で、伸びなかったころのテロップは漢字と専門用語だらけでした。2022年11月のXに、そのときのことを書いています。
読みにくいテロップは、本人は気づかないのに、見ている人にとってはストレスになっています。私が書いた文章は、私には読めて当たり前です。だから自分では気づけないんです。
そこで私は、テロップに使う言葉を「中学生でも読めるか」で選ぶようにしました。実際に私がひらがなやカタカナに変えている言葉は、たとえばこんなものです。
- 事→こと/時→とき/出来る→できる/分かる→わかる
- 今日→きょう/簡単→カンタン/勘違い→かんちがい
- 大丈夫→だいじょうぶ/醤油→しょうゆ/旨い→ウマい
こうして並べると、たいしたことはないように見えますよね(笑)でも、1本の動画に出るテロップは何十枚もあります。その全部で漢字が少し減るだけで、画面全体の「読まなきゃいけない感じ」がぐっと軽くなります。2021年7月のXにも、私はこう書いています。「大事なのは ”テロップ”ではなく”映像” そえるぐらいの軽さが大事☺」。
テロップに入れるのは、映像だけでは伝わらないことだけ。分量・タイミング・自分の気持ち。映像を見れば分かることは、文字にしない。
テロップはどこに・どれくらい・どんな見た目で入れる?素人っぽさが消える決まり


ここからは、テロップの見た目と量の話です。私が「素人っぽさ」を消すためにずっと守ってきたのは、2021年7月のXに書いたこの3つでした。よくある素人っぽい動画は「サイズがでかい」「色がごちゃごちゃ」「フォントごちゃごちゃ」。



え、テロップって大きいほうが読みやすいんじゃないんですか?



私も昔はそう思って、でっかい文字をたくさんの色で出していました(笑)でも、文字が大きすぎると料理が隠れるし、色が多いと「どこを読めばいいの?」となります。ちょっと物足りないくらいが、ちょうどいいんです。
私が今も守っている決まりを、ボックスにまとめます。
- フォントは基本1種類。たまに変えるのは「ここだけは読んでほしい」場面だけ
- 色は使いすぎない。強調の色は1つに決める
- 数字は半角にそろえる(全角と半角が混ざると見づらい)
- 伝えたい言葉を乗せるところは、カットをあえて長めにして読む時間をつくる
- 作ったらスマホの縦画面でも見て、文字の大きさを確かめる
- 長い文章を画面の下にずっと出し続ける
- 毎回ちがう色・ちがうフォントで目立たせようとする
数字の話は細かく見えますが、2024年1月のXにも書いたほど、私は気にしています。テロップで「大さじ2」と「大さじ2」が混ざっていると、それだけで見ている人の目が引っかかるんです。
テロップを出す長さも大事です。料理動画はテンポよく切っていくのが基本ですが、2023年1月のXに書いたとおり、私は「テロップや伝えたい言葉を乗せるときはあえて長めにする」と決めています。ずっと早いままだと、読む前に次の画面に行ってしまうからです。
もう1つ、動くテロップの話もしておきます。「ポイント」と文字が動いて出てくると、見ている人は「あ、ここは大事なんだ」と頭を切りかえてくれます。ただし、出しすぎるとうざいです(笑)私の場合は、5分の動画で3回くらいまで。これはYouTube教科書(有料記事)にも書いた、私の目安です。
そして、ここが一番伝えたいことです。テロップの「正解の大きさ」や「正解の長さ」は、ネットには落ちていません。自分のチャンネルで試して、確かめるしかないんです。2021年9月のXに、私はこう書いています。「のびている人をかなりチェックしてデータ化し「どのぐらいの長さがいいのか」を調べ、それをもとにじぶんのチャンネルでもテストをおこなう。 こんなことばっかり2年間してきましたw」。
実際、ふだん付けない場面にテロップを付けてみたら、維持率のグラフが上がったこともありました。維持率のグラフでガクッと下がっているところを見つけて、そこにテロップを足したり、カットを増やしたりする。このやり方は料理動画の編集のコツの記事にも書きました。
「テロップが見にくい」と言われたら?料理系は見る人が2種類いる


ここからは、私が今でも悩んでいる話です。テロップは、どれだけ考えて作っても「見にくい」と言われることがあります。私もそうでした。2024年5月のXに、私はこう書いています。



見やすくすれば、それで正解だと思いますよね。でも、テロップを変えると動画の空気までガラッと変わってしまう。これ、本当に悩みました・・・
じつは、その2か月前にも私は失敗しています。テロップで新しいことに挑戦したら、気づいた視聴者さんからコメントをもらって、悩んだ末に元に戻しました。ふだんは視聴者さんの意見をそのまま取り入れることは少ないのですが、このときは自分でも迷っていたので、すぐに戻したんです(笑)
そこで私は、コミュニティで直接聞いてみました。そして分かったのが、これです。同じ日のXの返信に、私はこう書いています。「・今のままでいい→動画を楽しむ人 ・テロップ見にくい→作る人 だったんですよね。料理系ってファーストビュー(ごろ寝しながらスマホ)と本番(料理しながらキッチンで見る)この2パターンあるんです。」
- ごろ寝しながらスマホで見る人 … 動画そのものを楽しみたい。テンポと雰囲気が大事
- キッチンで料理しながら見る人 … 分量と手順を知りたい。テロップの読みやすさが大事
「テロップが見にくい」という声は、料理を作りながら見ている人からの声でした。つまり、テロップの正解は「誰に向けた動画か」で変わるんです。あなたのチャンネルを見ているのは、どちらの人が多いでしょうか。作りながら見る人が多いなら、分量のテロップは大きめに、長めに。楽しむ人が多いなら、テンポを優先してもいい。「見にくい」と言われたら、まず誰がそう言っているのかを確かめる。これが私の答えです。
もう1つ、テロップには大事な役割があります。それは、作る人の「人柄」を伝えることです。顔も声も出していなかった私にとって、テロップは自分を伝える唯一の場所でした。2023年3月のXに、私はこう書いています。
だから私は、テロップを機械っぽくしないと決めていました。「しょうゆ 大さじ2」だけで終わらせず、ときどき自分の本音やツッコミを一言だけ入れる。それだけで「この人、こんな人なんだろうな」と見ている人が想像してくれます。顔を出さずに伸ばす話は顔出しなしの記事にくわしく書きました。



でも、そのこだわりって、人やAIに編集を任せたら消えちゃいませんか?



それが、消えないんです。今の私は、AIに過去のショート動画を読み込ませて、テロップをどの位置に出すか、調味料のテロップをどのタイミングで出すかを、最初に1回だけ伝えました。あとは、その決まりどおりに作ってくれます。
AIに編集を任せるときの伝え方は、AI活用の教科書(有料記事)の特典『AI×動画編集の教科書』に書きました。
テロップの決まりを言葉にしておけば、人にもAIにも任せられる。逆に、決まりが自分の頭の中にしかないと、誰かに任せたとたんに「なんか違う」動画になります。今日書いた決まりを、あなたの言葉で1枚のメモにしておく。それが、あとで自分を一番助けてくれます。
テロップを含めて、見ている人が飽きずに最後まで見てくれる編集の考え方(動くテロップやフォントの使い分け、維持率グラフの見方)は、YouTube教科書(有料記事)の編集の章にまとめました。


まとめ


今日の話をまとめます。
- テロップは「おまけ」。YouTubeの主役は映像なので、文字は添えるくらいの軽さでいい
- 漢字・専門用語・文字数をとにかく減らす。ひらがなを増やすだけでも、テロップはぐっと読みやすくなる
- フォントは基本1種類、色は使いすぎない、数字は半角。伝えたい言葉はあえて長めに見せる
- 「テロップが見にくい」と言うのは、作りながら見る人。誰に向けた動画かで答えは変わる
- 自分の決まりを言葉にしておけば、人にもAIにも任せられる
まずは、あなたの最新の動画を1本、スマホの縦画面で見返してみてください。読むのに疲れるテロップが1つでもあれば、そこから漢字を減らしてみる。それが、テロップの入れ方を変える一番の近道です。
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さあ、今日もみんなで挑戦していきましょう。
なべ。
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