料理系YouTuberのなべです。
YouTubeを始めて6ヶ月で登録者80人という底辺から、今は20万人。Instagramも19万人、SNS総フォロワーは61万人になりました。
このブログでは、そこにたどり着くまでにわかったことや、SNSの攻略法を失敗も含めて全部書いていきます。
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今日もコツコツ頑張っていますか?
「YouTubeの視聴維持率って、何%あれば合格なの?平均より低いと、もう伸びないの?」
結論から言います。視聴維持率に「この数字なら合格」という公式の目安はありません。見るべきは平均の%ではなく、グラフが「どこで落ちているか」です。私の料理チャンネルは、最初の動画の維持率が28%でした。そこから落ちる場所を1つずつ直して、5分〜8分の動画で60〜70%付近まで上がりました。
今でこそYouTube登録者は20万人になりましたが、維持率という言葉を知ったのは、始めて半年ぐらいたってからです。今回は、28%から60%台までの道のりと、100万再生を超えた動画の意外な数字、そして料理動画ならではの「必ず落ちる場所」の話をそのまま書きます。
- 視聴維持率に公式の目安は無い。よく見る「40%以上」「50%超」は解説記事の一般論で、動画の長さやジャンルで大きく変わる
- 私の最初の動画は28%。落ちる場所を直し続けて、5分〜8分の動画で60〜70%付近になった
- 100万再生を超えた私の動画は、維持率が平均より低かった。%だけで良し悪しを決めない
- 維持率が低い原因は、動画の中身だけではない。SNSで拡散して興味のない人を呼ぶと、維持率は落ちる
- グラフは「冒頭30秒」と「急に落ちる場所」を見る。料理動画の最後(盛り付け)は落ちて当たり前

YouTubeの視聴維持率の目安は?私の動画は最初28%、今は60〜70%付近

「視聴維持率 目安」で検索すると、「40%以上なら良い」「50%を超えれば優秀」といった数字がたくさん出てきます。ただ、これはYouTubeが公式に出している基準ではありません。解説記事を書いた会社が「だいたいこのくらい」と言っている一般論です。同じ記事の中でも、動画の長さやジャンルで大きく変わると断っています。
だから今回は、私のチャンネルの本当の数字を見てもらいます。視聴維持率は、ざっくり言うと「動画の長さのうち、平均で何%まで見られたか」です。10分の動画で平均5分見られたら50%。私の最初の動画は、これが28%でした。短い動画で維持率がぐっと上がった日には、思わずXにこう投稿しています。
なべ「どやっ」って書いてますけど、28%は全然自慢できる数字じゃないです(笑)
この28%から、私の維持率はこう変わりました。
今の私の動画は5分〜8分ほどと短めで、維持率は60〜70%付近まであります。始めたころは20〜40%でした。ここで大事なのは「5分〜8分と短い」という前提です。維持率は%なので、同じ内容でも動画が長いほど下がりやすい。私の60〜70%は、短めの料理動画での数字です。



じゃあ、私の動画が40%なら、やっぱりダメってことですか?



いいえ。それだけでは決められません。私の一番伸びた動画が、まさにそうだったんです。
2021年12月、私は100万再生を超えた動画のアナリティクスをXで公開しました。
100万再生を超えた動画でも、維持率は私のチャンネルの平均より低かった。この動画が伸びたのは、維持率が高かったからではなく、クリック率がじわじわ上がって、表示される数が広がっていったからでした。もちろん、維持率がどうでもいいという話ではありません。大事なのは、視聴回数ではなく視聴維持率。始めたころから、私はずっとこう思ってきました。維持率が高ければ、いつかYouTubeがおすすめしてくれる。視聴回数は、そのあとからついてきます。
ただ、維持率は「他人の目安と比べる数字」ではなく「自分の前の動画と比べる数字」だと私は考えています。
- 公式の目安は無い。解説記事の「40%」「50%」は一般論として見る
- 比べる相手は、同じくらいの長さの「自分の前の動画」
- 長い動画ほど%は下がりやすい。長さもいっしょに見る
- 平均より低いから、その動画は失敗と決めつける
- 他のジャンルの人の%と比べて落ち込む
ちなみに、90秒のショート動画を50%維持しても、見られた時間は45秒です。でも、8分の長尺動画を50%維持したら4分。同じ50%でも、見られた時間はまるで違います。%だけを見て一喜一憂しないでくださいね。
視聴維持率が低い原因は?動画の中身より先に「誰が見に来たか」を疑う


維持率が低いと、ほとんどの人は「編集が下手だからだ」「話がつまらないからだ」と、動画の中身を責めます。私も最初はそうでした。でも、私の維持率が一番ひどかった時期の原因は、動画の中身ではありませんでした。YouTubeで私がいちばん「失敗したなぁ」と思っている思い出は、Twitterで動画を拡散させようとしたことです。
伸びなかったころ、私は動画ができるたびにTwitterでリンクを貼って、「見てください」と拡散していました。再生回数は少し増えます。でも、来てくれるのは料理を作りたい人ではなく、たまたまタイムラインで見かけただけの人です。結果は、視聴回数は上がるのに、維持率は暴落。伸びなかったころの私の維持率は、本当にぼろぼろでした。



でも、見てくれる人が増えるなら、いいことじゃないんですか?



私もそう思っていました(笑)でも、興味のない人に見てもらっても、すぐに閉じられるだけなんです。
カレーの動画でたとえると分かりやすいです。同じ「カレーライスの作りかた」の動画でも、カレーを作ろうと思って調べていた人と、料理に興味がなくてカレーアレルギーの人が見たら、維持率が同じになるはずがありません。維持率は「動画の出来」だけでなく「誰に届いたか」で大きく変わります。この話はSNS流入をやめるべき本当の理由の記事にくわしく書いています。
これはサムネイルでも同じです。投稿してすぐは、登録者の人に広く表示されます。でもその全員が「今日その料理を作りたい」わけではありません。検索や関連動画で、その料理を探している人に届き始めると、数字が変わります。同じサムネイルなのに、表示される相手が変わった瞬間、クリック率も維持率も変わるんです。投稿直後の維持率だけを見て、動画を作り直す必要は無いということです。
- その再生は、どこから来たか(検索・おすすめ・外部のSNS)
- 投稿してすぐの数字だけを見ていないか
- その料理を「探している人」に届く題名とサムネイルか
- それでも落ちるなら、はじめて動画の中身を見直す
外から無理に人を呼ぶのをやめて、YouTubeの中で見つけてもらうことに集中したら、私のチャンネルは伸び始めました。ほかにもいろいろ変えていたので、これだけが理由とは言い切りません。ただ、「維持率ぼろぼろ」の原因の1つが拡散だったのは、当時の私の実感です。検索で見つけてもらう考え方はTikTokは「アルゴリズム」、YouTubeは「検索」の記事にも書いています。
視聴維持率グラフの見方は?「冒頭30秒」と「急に落ちる場所」だけ見る


誰に届いたかを確かめたら、次はいよいよ動画の中身です。ここで使うのが、YouTubeのアナリティクスにある維持率のグラフです。正直に言うと、私がこのグラフを見て「へぇ〜、こんなデータあるんだ」と知ったのは、始めて6か月ぐらいたってからです(笑)



半年80人だった時期、私は一番大事な答えが書いてあるグラフを見ていなかったんです(笑)
グラフの見方は、むずかしく考えなくて大丈夫です。私が見ているのは2か所だけです。
始まってすぐ、どれだけの人が残っているか。私の最初のころの動画は、冒頭30秒ぐらいで半分ぐらいの人が離脱していました。
なだらかに減るのは当たり前。急に落ちているところが「飽きられた場所」です。その場面を動画で見返します。
落ちた場面のカット数を増やす・テロップを入れるなど、1か所ずつ手を入れる。作り直しより、次の1本で試します。
冒頭30秒は、私が今もいちばん大事にしているところです。始めたころは、30秒の時点で維持率が30%ぐらいしかありませんでした。大事なのは、開始5秒で引きこむこと。見るか見ないかは、ここでほぼ判断されています。
冒頭で離れる人を減らすのが、維持率を上げる一番の近道です。私の場合は、オープニングをやめて、始まってすぐに「このレシピに必要な情報」を見せるようにしたら、冒頭の落ち方が大きく変わりました。
そして、落ちる場所を見続けていると、だんだん分かってくることがあります。落ちる場所は、ほぼ決まっているんです。公開したあとにアナリティクスと動画を何度も見比べて「なぜここで落ちた?」を考え続けていたら、そのうち人の動画を見るだけで、維持率のグラフが頭に浮かぶようになりました(笑)



それなら、落ちる場所は全部なくせばいいんですね?



ところが、料理動画には「落ちても消してはいけない場所」があるんです。
それが、最後の盛り付けです。料理動画の維持率は、最後に必ず落ちます。盛り付けに興味がない人もいますが、それだけではありません。一度動画を見たあと、別の日に動画を見ながら台所で作ってくれる人は、完成したところで動画を閉じるんです。同じ動画を何度も見ながら作ってくれる人がいるから、最後が落ちる。料理動画の最後の落ち込みは、むしろ「使われている」証拠だと私は考えています。だから、維持率が下がるからといって盛り付けを削るのは、絶対にやめてください。
グラフの落ち込みは、全部が「悪い場所」ではありません。料理動画の盛り付けのように、見る人の使い方で落ちる場所は残します。直すのは「飽きられて落ちている場所」だけです。
落ちた場所を、カットやテロップでどう直すかは料理動画の編集のコツの記事に書きました。グラフの見方から、冒頭の作り方、落ちた場所の直し方まで、私が28%から60%台まで上げた研究は、YouTube教科書の「分析編」と「編集編」にまとめています。
維持率のグラフで「落ちた場所」を見つけたあと、次の動画で何をどう変えればいいのか。私が28%から60%台まで上げた冒頭の作り方と、ワンパターンを防ぐ撮り方・編集の決まりは、YouTube教科書(有料記事)に全部書きました。


まとめ


今日の話をまとめます。
- 視聴維持率に公式の目安は無い。比べる相手は、同じくらいの長さの自分の前の動画
- 私の最初の動画は28%。落ちる場所を直し続けて、5分〜8分の動画で60〜70%付近になった
- 100万再生を超えた動画でも、維持率は平均より低かった。%だけで失敗と決めない
- 維持率が低いときは、まず「誰が見に来たか」を疑う。SNSで拡散して興味のない人を呼ぶと、維持率は落ちる
- グラフは冒頭30秒と、急に落ちる場所だけを見る。料理動画の盛り付けは、落ちても消さない
まずは、あなたの一番新しい動画の維持率グラフを開いて、「一番ガクッと落ちている場所」を1つだけ探してください。その場面を見返して、次の1本でそこだけ変えてみる。28%だった私は、これを毎回くり返しただけです。
あわせて読みたい
維持率を上げるために私が変えたことを、それぞれくわしく書いた記事です。






さあ、今日もみんなで挑戦していきましょう。
なべ。
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